注目度とショップの評価はどちらも高い。ドスパラ パーツ館は「MAXIMUS VI IMPACTはR.O.G.シリーズで初のmini-ITXマザーということで、正式発表の前から注目されていただけに、発売を待っていた人はかなり多いと思います。ただ、それをオンリーワンの存在にさせないくらいにZ87 STINGERも魅力的ですね。EVGA製マザーはファンが多いわりに流通量が少ないので、希少性も人気を後押ししそうです」と話していた。
オリオスペックも「オーバークロックに特化してこだわりたいという人とR.O.G.以外の選択肢を求める人はZ87 STINGERを選ぶ気がします。MAXIMUS VI IMPACTは多彩な機能面も含めた総合力という感じでしょうか。mini-ITXでハイエンドを目指したい人は確実に増えているので、どちらもニーズを後押しする存在になると思いますよ」と2モデルの勢いに期待を寄せた。
Z87 STINGERのパッケージ裏側(写真=左)。MAXIMUS VI IMPACTの基板(写真=中央)。BUY MORE秋葉原本店が作成したMAXIMUS VI IMPACTのPOP(写真=右)
Windows 8やSurfaceの企業導入では北國銀行や明治安田生命、パソナ、ムビチゲなどがある。会見にはSurface Proを含む情報系システムへのマイクロソフト製品の採用を決めた前田純一専務が理由を説明した。同行では本店移転などを契機に約2300台のSurface ProやLync Server、Windows Sever 2012 R2、SystemCenterなどの導入を予定する。
ソニーモバイルコミュニケーションズの新型スマートフォン「Xperia Z Ultra」は、6.4インチという大きなディスプレイはもちろんだが、フルHDディスプレイ搭載スマートフォンでは世界最薄という「厚さ6.5ミリ」のスリムなボディも大きな特徴。「Xperia Z」も7.9ミリのフルフラットなボディを実現しており薄かったが、Xperia Z Ultraは、Zよりも1.4ミリ薄い。今回はこの薄型ボディの秘密について、メカニカルエンジニアの小竹氏に話を聞いた。
6.4インチディスプレイ搭載の「Xperia Z Ultra」。ボディカラーはBlack、White、Purpleの3色
基板上の部品を片面に集約
Xperia Z Ultraも、Xperia Zと同じくフルフラットなボディを実現しながら、厚さは6.5ミリに抑えている。その分、体積は増しているのだが、それだけではZより1.4ミリも薄いボディは完成しない。小竹氏も「設計のコンセプトはXperia Zとあまり変わっていませんが、Zを真似しただけでは6.5ミリの薄さは実現できません」と話す。
Zよりもさらに薄い厚さ6.5ミリを実現した
ではXperia Z Ultraでは、どこを工夫したのか。小竹氏は「一番頑張ったのは基板です」と話す。Xperia Zで基板の両面に部品を載せていたが、Z Ultraでは片面に部品を集約した。「Zよりも表面積は大きくなりましたが、単純に基板上の部品を移植しても薄くはできません。回路や配線を工夫し、チップを片面に集約しています。薄さを実現するために、電気チーム、デバイスチーム、ソフトウェアのチームが、1つの目標を定めて、どうすれば薄くできるかを重点的に検討しました」(小竹氏)
液晶ユニットと基板の接続方法を変更
メカニカルエンジニアの小竹氏
もう1つが、液晶ユニットと基板の接続方法だ。液晶ユニットはフレキシブルプリント基板(以下、フレキ)でメイン基板に接続しているが、Xperia Zでは基板への接続にコネクタを使っている。一方、Xperia Z Ultraではフレキを基板に“圧着”させることで液晶ユニットを接続し、コネクタ分の厚さを減らせる。小竹氏によると、フレキを圧着させることで、Zのコネクタよりも3割ほど薄くなったという。フレキの圧着は「もう少し小さなコンポーネントではやっていましたが、液晶で取り組んだのは初めて」(小竹氏)とのこと。一方で苦労したのが「強度」だ。Z Ultraではフレキを貼り付けて固定しているので、衝撃に弱くなりがちだが、「接続や固定の方法を工夫することで、落下しても接続部分にダイレクトに力が加わらないように工夫している」そうだ。
いずれの写真も左がXperia Z、右がXperia Z Ultraの基板。Xperia Z Ultraの基板は片面に設置しているため、もう片面には基板は載っておらず、薄型化しやすくなった
イヤフォンジャック、スピーカー、カメラといった部品ごとの強度確保もハードルが高かったそうだが、“電話機”としての強度確保にも苦労した。Xperia Z Ultraはタブレットではなくスマートフォンなので、電話機能を安全に使えるかも重要だ。例えば通話をしている最中に端末が落下してもスマホとしての機能を有するか——など。電話機として使うことを想定するため、タブレットよりも酷な状況下で耐久テストを実施した。「タブレットは膝上で使って、そこから落ちたらと……いう状況を想定するのに対し、スマートフォンでは高いところから落とすことも想定するので、基準は厳しくなります」(プロダクトプランナーの市野氏)
法人向けモデルは個人向けモデルと仕様がほぼ変わらないが、Surface ProにはOffice Home and Business 2013が付属しない。これは「すでに企業でアカウントを持っている場合があることや、企業向けでならOffice 365の方が向くから」(同社)だという。端末の価格はリセラーが決定するため未定だが、参考価格は以下の通りとなる。
ここ最近、特に米国での3Dプリンタに対する過熱ぶりは異常といえるほど。中でもMicrosoftはその取り組みに熱心な企業の1つだと感じている。同社は全米で展開する実店舗 Microsoft Storeの一部でMakerBot製3Dプリンタ「Replicator 2」の動作デモを実施しており、来場者に対して3Dプリンタで作成したキーホルダーやおもちゃを無料配布したりしている。GigaOMなどの報道によれば、同ストアではすでにReplicator 2の販売も行っており、MakerBotの代理店としても機能しているようだ。
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