ついに発表されたAppleのiPhone新モデル「iPhone 5s」。「iPhone 5」から何が変わったのか? そして同時発表された「iPhone 5c」との違いは? Appleが9月11日に日本のメディア向けに開催したプレスイベントで、iPhone 5s/5cの実機に触れる機会を得たので、5sの気になるポイントを写真でチェックしていこう。
本体のデザインは、後述する指紋センサーを搭載したホームボタンを除けば、基本的にiPhone 5から変更はない。ディスプレイ周囲と背面にアルミニウムを用いたことや、電源キー、ボリュームキー、マナーキーなどの位置も同じだ。ボディカラーはゴールド、シルバー、スペースグレイの3色で、iPhoneでは初めてゴールド系統の色が加わった。シルバーはiPhone 5のホワイトと変わらない印象だ。
ドコモ、au、ソフトバンク版ともに端末デザインは統一されている。ドコモのスマートフォンには、これまで「docomo」「Xi」などのロゴが入っているモデルが多かったが、iPhone 5s/5cには、さすがに同社のロゴは入っていない。ドコモのネットワークを示すピクト部分の表示は「docomo」となっている。
サイズは58.6(幅)×123.8(高さ)×7.6(厚さ)ミリ、重さは112グラム。こちらもiPhone 5から変わっておらず、軽くて細い。ディスプレイもiPhone 5と同様、640×1136ピクセルの解像度を持つ4インチのRetinaとなっている。片手で持ちやすいサイズだが、側面は相変わらず角張っており、持ったときに手のひらに当たるのが少し気になる(iPhone 5cは、ここが丸くなっていて持ちやすい)。
ネットワークは下り最大100MbpsのLTEをサポートする。詳細はこちらの記事を参照してほしいが、KDDIが(iPhone 5は対応していない)LTEの800MHz帯をサポートしたことが、大きなトピックだ。ドコモは2.1GHz帯、1.7GHz帯、800MHz帯のLTE、ソフトバンクモバイルは2.1GHz帯、1.7GHz帯(イー・モバイルのネットワーク)、900MHz帯(2014年以降)のLTEを利用できる。
iPhone 5s | iPhone 5c | iPhone 5 | |
---|---|---|---|
サイズ | 58.6×123.8×7.6ミリ | 59.2×124.4×8.97ミリ | 58.6×123.8×7.6ミリ |
重さ | 112グラム | 132グラム | 112グラム |
容量 | 16、32、64Gバイト | 16、32Gバイト | 16、32、64Gバイト |
ボディカラー | シルバー、スペースグレイ、ゴールド | ホワイト、ピンク、イエロー、ブルー、グリーン | ブラック、ホワイト |
チップ | 64ビットアーキテクチャ搭載A7チップ | A6チップ | A5チップ |
ディスプレイ | 4インチ、640×1136ピクセルRetinaディスプレイ | 4インチ、640×1136ピクセルRetinaディスプレイ | 4インチ、640×1136ピクセルRetinaディスプレイ |
Touch ID | ○ | − | − |
アウトカメラ | 8メガピクセル裏面照射型CMOSセンサー(1画素あたり1.5ミクロン) F2.2 True Toneフラッシュ バーストモード | 8メガピクセル裏面照射型CMOSセンサー F2.4 | 8メガピクセル裏面照射型CMOSセンサー F2.4 |
インカメラ | 1.2メガピクセル裏面照射型CMOSセンサー | 1.2メガピクセル裏面照射型CMOSセンサー | 1.2メガピクセル裏面照射型CMOSセンサー |
バッテリー駆動時間 | 3G通話時間:最大10時間 インターネット利用:LTE最大10時間、3G最大8時間、Wi-Fi最大10時間 連続待受時間:最大250時間 | 3G通話時間:最大10時間 インターネット利用:LTE最大10時間、3G最大8時間、Wi-Fi最大10時間 連続待受時間:最大250時間 | 3G通話時間:最大8時間 インターネット利用:LTE・3G最大8時間、Wi-Fi最大10時間 連続待受時間:最大225時間 |
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