Googleの最新ガジェット「Google Glass」を、いまさら詳しく説明する必要はないだろう。2012年4月に世間にお披露目されて以来、このヘッドマウント型のAndroid搭載コンピュータは常に注目を集めてきた。
スマートグラス市場は今後5年間で急速に拡大するとみられている。英国の調査会社であるIMS Researchによると、2012年から2016年の出荷数が約1000万台になる可能性があるという。
現在、Googleは、限られた一般ユーザー向けにGoogle Glassのβ版を提供している。幸運なことに編集部も、このβ版を入手することができた。β版は、チャコール、タンジェリン、シェール、コットン、スカイという色のバリエーションの中から、好みの色のモデルを選ぶことができる。
ハードウェアの分解
分解する際は、
- 強い溶剤でしかはがせないエポキシ樹脂でコーティングされていたら、どうするか?
- バッテリはどこに搭載されているのか?
- センサーはどこにあるのか?
- そもそも、Google Glassは分解しやすいのか?
など、さまざまな思いが頭をかけ巡った。
だが、まず考えなければならないのは、「どこから開けるか」だ。取りあえずは、ノープランで、Google Glass全体を支えているチタン製のフレームを取り外すことから始めた。
注意:以下に記載する分解は専門的で、成功させるには精密な作業が必要である。そうは言っても、民生機器の分解に慣れた人が注意深く作業すれば、分解中に誤って部品を傷つけてしまう危険性はそれほどない。われわれはGoogle Glassを分解した後に、再び組み立てることができた。組み立てたGoogle Glassは、見た目に多少ダメージがあるものの、問題なく動作している。
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