米Cisco Systemsは8月14日(現地時間)、第4四半期(5〜7月)の業績発表後の電話会見で、全社員の約5%に当たる4000人の人員削減の計画を発表した。日本を含む幾つかの地域における製品ラインが世界経済停滞の影響を受けたことを理由としている。
ジョン・チェンバーズ会長兼CEOは、現在のCiscoの組織では中間層が多過ぎて技術的変化へのレスポンスが遅くなっていると語り、小さなチームの方が迅速に動けると説明した。
同四半期の売上高は前年同期比6%増の124億2000万ドル、純利益は18%増の22億7000万ドル(1株当たり42セント)だった。データセンターや無線関連製品は順調だったが、主力のスイッチやルータは伸びなかった。
2014年第1四半期(2013年8〜10月)の予測としては、売上高を122億〜125億ドルとした。
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