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ディスプレイとタッチパネル操作感をチェック
前回は、“低価格志向”な7型タブレット、レノボ・ジャパン「IdeaTab A1000」と、サードウェーブデジノス「Diginnos Tablet DG-D07S」の外観、サイズ感を確かめた。後編では実パフォーマンスと使用感をチェックしよう。
まずはディスプレイから。どちらも7型サイズで5点マルチタッチ対応の静電タッチパネルを採用するが、表示解像度が少し異なる。IdeaTab A1000は1024×600ドット、Diginnos Tablet DG-D07Sは1280×800ドット。Webサイト表示やメールなど比較的文字表示の割合が多いアプリケーションでは、基本的に解像度の高いDG-D07Sがより多くの情報を一画面で表示できる。
アプリケーションの入手性は、Google認証機器であり、Google Playストアを利用できるIdeaTab A1000が優れ、より万人向けだ。Diginnos Tablet DG-D07SはGoogle非認証機器のため、原則としてPlayストアは利用できない。代わりにACCESSPORTが展開する「Tapnow Market」がプリインストールされている。
Tapnow Marketは、アプリやその他コンテンツの本数はPlayストアに及ばず、アプリのバージョンが低いといった可能性もあるのだが、定番のアプリはそこそこそろっている(音楽やeBookコンテンツの購入も可能)。別途Google Play対応のAndroidタブレットを所持している、多少はAndroid機器に慣れている人であれば、アプリインストーラであるapkファイルをバックアップできる「Extract Apk」などのアプリを活用し、apkファイルを入れたmicroSDカード経由でDG-D07Sへインストールする手段もある。
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