米Googleは11月5日(現地時間)、Googleドライブ上のファイルをデスクトップ(PCあるいはMac)にインストールしてあるアプリで開き、編集できるようにするChromeブラウザ用拡張機能をリリースした。
例えばChromeブラウザで表示したGoogleドライブ上の画像ファイルのアイコンを右クリックして「アプリを開く」を選択すると、これまでは「Googleドキュメント」やサードパーティー製の画像編集用Webアプリが選択肢として表示されたが、それに加えてPhotoshopやIllustratorなど、デスクトップにインストールしてあるアプリも表示されるようになる。例えばPhotoshopを選択すれば、Googleドライブ上の画像をそのままPhotoshopで編集でき、保存するとそのままGoogleドライブ上に保存される。
この機能を利用するためには、PCあるいはMac版Googleドライブの最新版(Ver.1.18)をインストールしておく必要がある。最新版をインストールすることでも自動的に拡張機能がインストールされる。拡張機能をインストールしてからChromeでGoogleドライブを最初に開こうとすると以下の通知が表示されるので、「拡張機能を有効にする」をクリックする。
Googleドライブでは、6月からGoogleドライブ上のMicrosoft OfficeファイルをGoogle Docsアプリで編集し、Officeファイルとして保存できたが、新拡張機能を使えば(デスクトップにOfficeをインストールしていれば)Officeで編集・保存できる。
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