米Googleは9月23日(現地時間)、検索結果に表示する新たな情報スニペット「Structured Snippets」を発表した。英語版のGoogle検索(Google.com)で製品名や映画のタイトルなどを検索すると、結果のページに含まれる製品スペックなど、基本情報の一部がスニペットとして表示されるようになった。
例えばGoogle.comで「Nikon D7100」を検索すると、トップに表示されるレビューサイトDpreviewのページに含まれる表組みから抽出されたカメラのセンサー解像度や重さなどをその場で見ることができる。
GoogleはStructured Snippetsのために機械学習技術を使ってWebフォームから検索語に関連性の高い表組み内のデータを抽出していると説明する。上記の例でも、Dpreviewのページの表組みにはスニペットに抽出されたデータの他、旧モデルのスペックやバッテリー持続時間なども含まれているが、これらは抽出していない。
この他、映画のタイトルや地名などでもStructured Snippetsが表示される。
スニペットの品質はページコンテンツによってばらつきがあるが、Googleは今後も品質向上に取り組むとしている。日本語版(Google.co.jp)では本稿執筆現在、まだStructured Snippetsは表示されないようだ。
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