類まれなるMEDIAS Wで使いたいアプリはこれだ
すでに掲載した「2画面スマートフォンの作業効率を再評価する 」では、2枚のディスプレイを搭載したMEDIAS W N-05E(以下、MEDIAS W)の作業効率や、それに伴うビジネス利用における親和性の高さを紹介した。今回はさらに踏み込んで、マルチディスプレイの利用方法やPCのサブディスプレイとしての運用を考えてみよう。
MEDIAS Wのアイディンティティは、2枚のディスプレイを搭載するスマートフォンにある。ディスプレイを閉じた状態で1画面、がばっと開けば2画面と姿を変えるMEDIAS Wでは、それぞれの画面に異なる情報を表示したり、2つのディスプレイを1つの画面として使用する場合は5.6インチという“大画面”を利用できるといった柔軟性が、ユーザーの利便性を向上してくれる。
マルチディスプレイとして活用する場合、「Utility App」を右画面に表示して、「Utility App」のWebブラウザやメモアプリを開きつつ、左画面でもう1つのWebブラウザやメールソフトを立ち上げるといった運用が基本になる。
Google Playを見てみると、MEDIAS Wのサブディスプレイ利用を想定したアプリが登場している。ビジネスユーザーなら「Sticky 2」「右De電卓」を、Twitterアカウント管理者であれば「Boomer!」もチェックしておきたい。なお、「Boomer!」には「Boomer! migi」というアプリもある。こちらはサブディスプレイ(右画面)専用で、機能は「Boomer!」と同等だ。
「Sticky 2」は右画面の好きなところに付せんメモを貼り付けるアプリで、右側をシークレットスペースにする機能を用意している。「右De電卓」は電卓をはじきつつ、メモを作成したいといった場合に重宝する。「Utility App」のWebブラウザとメモアプリも合わせて、上記アプリを活用したマルチディスプレイの作業はかなり快適だ。専用アプリの数はまだまだ少ないが、完成度も低くないので不満を覚えることは少ないだろう。
タブレットデバイスにも対応しているアプリの多くは、MEDIAS W Readyであることが多い。特に相性のいいアプリがRSSリーダーやファイル管理関連アプリだろう。ファイル管理関連アプリについてはいうまでもなく、フォルダが多くてもリストが視認しやすいのみならず、更新日などのファイル属性もまとめてチェックしやすい。また、RSSリーダーは、Googleリーダーのサービス終了で群雄割拠だが、その代替え候補として注目のfeedlyとFlipboardは、1画面で表示する情報量が多いため、精査に役立っている。
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