NVIDIAは3月26日、GPU Technology Conferenceにおいて「TITAN」シリーズの最新モデル「GeForce GTX TITAN Z」を発表した。価格は2999米ドル。
GeForce GTX TITAN Zは、2基のGK110コアと12Gバイトの専用フレームバッファメモリを搭載し、5K解像度の次世代ゲームに対応できるという。TITAN ZのCUDAコア数は、先日加わったフラッグシップモデル「GeForce GTX Titan Black」をちょうど2倍にした5760個(2880×2)。また、従来のデュアルGPUカードと異なり、TITAN Zに搭載された2個のGPUは、電力バランスが動的に調整され、同じクロックスピードで動作するという。
GTCでGeForce GTX TITAN Zを披露したNVIDIAのジェンスンCEOは「机の下にどうしてもスーパーコンピュータを置かなければならないという人に朗報です。そういう人のためのグラフィックスカードができました」とコメントしている。
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