米Microsoftは6月の月例セキュリティ情報を6月11日(日本時間12日)に公開する。内訳は、深刻度が最も高い「緊急」レベルが1件と、上から2番目の「重要」が4件の計5件。6日の事前通知で予告した。
緊急レベルの1件では、Internet Explorer(IE)に存在するリモートコード実行の脆弱性に対処する。脆弱性はIE 6〜IE 10までの全バージョンに存在し、クライアント版のWindowsが特に深刻な影響を受ける。
残る4件ではWindowsに存在する情報流出、サービス妨害(DoS)、権限昇格の脆弱性と、Officeに存在するリモートコード実行の脆弱性に対処予定。Officeの脆弱性は、Office 2003 Service Pack 3とOffice for Mac 2011が影響を受ける。
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