カーボンファイバーボディで軽量化を実現
ソニーは6月5日、台湾・台北市で記者会見を行い、同社製ノートPC「VAIO」の新シリーズ「VAIO Pro」を発表した。VAIO Proは11.6型の「VAIO Pro 11」と13.3型の「VAIO Pro 13」の2機種を用意する。ここでは写真を通じてVAIO Proを紹介しよう。
VAIO Pro 13
VAIO Pro 11の重量は約870グラム、VAIO Pro 13は約1060グラムとタッチパネル搭載Ultrabookとして世界最軽量(同社調べ)という。ボディの素材に東レのUDカーボンファイバーを採用し、剛性を確保しつつ軽量化を実現した。カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色だ。グローバルでは2013年6月中旬から順次発売する。
CPUは第4世代Coreプロセッサー・ファミリーを採用。展示機のスペックは、CPUがCore i7-4550U、メモリが4Gバイト、ストレージは128GバイトSSDなど。液晶ディスプレイはフルHD(1920×1080ドット)表示に対応し、視野角が広いIPSパネルを採用した。インタフェースはUSB 3.0×2、HDMI出力、SDメモリーカードスロット、ヘッドフォン出力を右側面に備える。
VAIO Proは“生産性を高めるモバイルノート”という性格を持つことから、キーボードの質にもこだわりがあるという。キーピッチとキーストロークに配慮しつつ、キーボードバックライトも内蔵する。ヒンジの設計も独特だ。ディスプレイを開くとキーボードの奥側が持ち上がるため、キーを打ちやすくなる。
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