「Bay Trail-Mモデルと双璧になりそう」——新NUC「D54250WYKH」の評判
先週末は、Core i5-4250Uを搭載する新型NUC「D54250WYKH」が登場し、複数のショップで話題を集めていた。価格は4万8000円強から5万1000円弱の間。1月末に登場した、Core i3-4010U搭載の「D34010WYKH」とCeleron N2820搭載の「DN2820FYKH」に続く、2.5インチドライブベイを装備した新シリーズとなる。
D54250WYKHの仕様は、SATA 3.0ポート1基と2.5インチドライブベイを備える以外、昨年登場したHaswell世代のCore i5搭載モデル「D54250WYK」と同様で、ハーフとフルサイズのmini PCI Expressスロットを各1基備えるほか、mini HDMIとmini DP端子、有線LANを背面に備える。USB 3.0ポートは前後各2基用意している。
発売当初からヒットを期待する声が多かった。BUY MORE秋葉原本店は「従来のCore i5モデルであるD54250WYKはNUCの購入層を押し広げた名作なので、その拡張版ともいえるこのモデルも確実に売れると思いますよ」と語る。
オリオスペックも「現状は、1万円台後半で買えるBay Trail-Mモデル(Celeron N2820搭載のDN2820FYKH)がかなりの売り上げですが、それに拮抗する可能性はありますね」と話す。
ただし、流通量の少なさを懸念する声もあった。パソコンハウス東映は「Celeron N2820モデルとCore i3-4010Uモデルに比べて、初回の入荷分が街全体でかなり少ないと聞いています。急ピッチで生産されているという話も聞いていないので、当面は品薄傾向が当たり前というようなレアな存在になるかもしれないですね」と予想していた。
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