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写真で解説する「ARROWS A 301F」

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 富士通モバイルコミュニケーションズ製Androidスマートフォン「ARROWS A 301F」(レビューまとめはこちら)は、ソフトバンクモバイルが2013-2014年の冬春モデルとして用意した1台。フルスペックと呼べる高機能と、省エネ仕様+急速充電のストレスフリーなバッテリー持ちが特徴だ。

photophoto「ARROWS A 301F」。カラーはブラック、コンフォートホワイト、ピンクの3色

 これまでのARROWS Aシリーズはボディがスクエアなデザインだったが、301Fはそれを一新して、持ちやすいラウンドフォルムになった。5インチのフルHD(1080×1920ピクセル)表示液晶を搭載するが、ボディサイズは幅70ミリに抑えられており、また全体的に丸みがあるために持ちやすい。背面は陶磁器を意識したという仕上げで、サラサラとした手触りなのもユニークだ。傷や汚れが付きにくい、富士通独自のダイヤモンドタフコートも使われている。

photophotoARROWS Aの正面(写真=左)と背面(写真=右)。正面からみてもかなり丸いフォルムになった。背面のスマート指紋センサーは円形で、カラーをボディとそろえている
photophoto端末の上面(写真=左)と底面(写真=右)。ボディの断面もかなりラウンドしているのが分かる。上面のイヤフォンジャック、底面のMicro USB端子はキャップレス防水だ
photophoto左側面にボリュームキーと電源キーを配置(写真=左)。右側面には急速充電用の端子がある。卓上ホルダに置く場合はこちらが下になる
photophoto端末正面の上部(写真=左)と下部(写真=右)のアップ。正面側のボディはツヤのあるグロス仕上げで、このピンクは細かなラメが入っている
photophoto端末の背面上部(写真=左)と下部(写真=右)。こちらは陶器のようなサラサラとした手触りの仕上がり。形もかなり丸みがあり、手になじむ

 もちろん富士通製の端末ということで、スマート指紋センサーも備える。301Fの指紋センサーは形が丸くなり、ボディと合わせた3色(ブラック、コンフォートホワイト、ピンク)のカラーリングなのも特徴だ。指紋と組み合わせて利用できるプライバシーモードも引き継いでいる。

 富士通らしさという点では、ROM(内部ストレージ)が64Gバイトと大容量なのもうれしい。RAMは2Gバイトで、最大64GバイトまでのmicroSDXCも利用できる。おサイフケータイ(FeliCa/NFC)、ワンセグ、赤外線通信などの国内独自機能にも、当然ながら対応した。また、ヒューマンセントリックエンジンを使った、さまざまな便利機能も健在だ。

photoSIMカードとmicroSDは背面上部のカバーを開けて抜き差しする

 バッテリー容量は2600mAhで連続待受時間は3Gが約790時間、4GではAXGPが約460時間、LTEは約550時間。フル充電した場合は3日間使えるという。また付属の卓上ホルダとACアダプターの組み合わせで急速充電ができ、残量15%の状態から10分間の充電時間で、まる1日分の容量をチャージできるとしている。省電力性もアップしており、液晶パネルは専用メモリを備えるタイプで、画面表示時の消費電力を減らすことができる。

photophoto横置きの卓上ホルダーが付属する。この卓上ホルダーで充電すると、

 プロセッサーは2.2GHz/クアッドコアの「MSM8974」を採用。通信面では、下り最大110MbpsのSoftBank 4G(AXGP)に加えて、下り最大75Mbpsの4G LTE(FDD-LTE)もサポートする「Hybrid 4G LTE」が利用できる。OSはAndroid 4.2。設定画面などのデザインやカラーが親しみやすいものになるなど、ユーザーインタフェースに手が入っているのも特徴。またボタン1つで画面全体を下方向に移動させるスライドディスプレイという機能もあり、片手操作もしやすい。

photophotoアプリ一覧画面(写真=左)とウィジェットの一覧画面(写真=右)
photophoto設定メニューなど、深い階層のUIも新しいデザインで統一した
photoボタン1つで画面を下に下げるスライドディスプレイ。端末を持ち替えたりしなくても、指が届く

 メインカメラは有効約1310万画素CMOSでオートフォーカスと手ブレ補正に対応。AFの高速化やフラッシュの光量アップといった性能向上に加え、高感度・低ノイズで多彩な撮影機能を実現する画像処理エンジン「GRANVU」を搭載。富士通がパーフェクトチューニングと呼ぶ処理技術との組み合わせで、さまざまな撮影シーンでカメラまかせのフルオート撮影が可能になった。

photo逆光でも顔認識ができるなどカメラ機能も進化した
photophotoカメラまかせでオート中心の撮影ができるためか、カメラの設定もシンプル。ここのデザインも、ほかのメニュー画面と統一されている

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