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DVD搭載でも軽い12.5型“2in1”Ultrabook、InstantGoモデルも――「Let'snote MX3」

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Let'snote SXとAXのイイトコ取りから生まれた新シリーズ

 パナソニックは1月15日、ノートPCとしてもタブレットとしても利用できる2in1(コンバーチブル型)のUltrabook「Let'snote MX3」を発表した。2014年2月14日に発売する。価格はオープン。

tm_1401mx3_01.jpgtm_1401mx3_02.jpg12.5型フルHD液晶搭載の2in1 Ultrabook「Let'snote MX3」。光学ドライブを内蔵したボディだが、液晶ディスプレイが360度回転し、タブレットスタイルでも利用できる

 Let'snote MX3は、光学ドライブ搭載のモバイルノートPC「Let'snote SX」と光学ドライブ非搭載の2in1 Ultrabook「Let'snote AX」から、それぞれの特徴を取り込んだ新シリーズ。光学ドライブを内蔵し、12.5型フルHD液晶ディスプレイが360度回転する変形機構も備えていながら、重量を約1.198キロに抑えた。12.5型以上の液晶を搭載するコンバーチブルPC(2in1)において、世界最軽量をうたう(2013年1月14日/同社調べ)。

 本体サイズは301.4(幅)×210(奥行き)×21(高さ)ミリ。Let'snoteシリーズということで堅牢性にも注力しており、76センチからの落下試験(底面/動作時)、100kgf(重量キログラム)の加圧振動試験(非動作時)などをクリアした頑丈ボディだ。軽さと強さを両立するため、カーボン含有のマグネシウムダイキャストをパームレスト面に、新工法の3層サンドイッチ構造(カーボンの間に発泡材を挟んだ2層発泡プリプレグ)カーボンを天面に採用している。バッテリーはホットスワップに対応し、電源を落とさずにバッテリー交換が可能だ。

 前面の光学ドライブは、トレイ式の軽量DVDスーパーマルチドライブを採用。姿勢制御を組み込んだ専用ドライブを開発し、水平(0度)だけでなく、90度、180度、270度でも再生が可能だ。これにより、液晶を折り返したタブレットスタイルで手に持ったままDVD再生を行うといったシーンにも対応できる。書き込みは0度のみの対応で、一定角度の傾きを検知すると、回転速度を抑制、記録動作を制止する仕様だ。

tm_1401mx3_03.jpg側面に収納できるスタイラスペンは先端が2ミリと細い

 側面には専用のスタイラスペンも内蔵。筆圧検知には対応しないが、先端が2ミリと細いペンで細かな操作や手書き入力が行える。液晶ディスプレイ表面の静電容量式タッチセンサーの微細化や、液晶ディスプレイのブランキングタイムに信号を読んでノイズの影響を減らすといった工夫で、細いペン先での入力に対応した。設定変更により、手袋でのタッチ操作も行える。

 キーボードは19(横)×15.2(縦)ミリのキーピッチ、2ミリのストロークを確保したリーフ型キーボード、ポインティングデバイスは10フィンガー対応のタッチパッドを採用する。液晶ディスプレイは1920×1080ドット表示の12.5型ワイドIPSパネル、タッチパネルは10点マルチタッチ対応だ。

 通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、WiMAX、Bluetooth 4.0、1000BASE-Tの有線LANを標準搭載。SDXC対応のSDメモリーカードスロット(UHS-I/UHS-II)、USB 3.0×2、HDMI出力、アナログRGB(D-Sub)出力、音声入出力端子、フルHD Webカメラ、ステレオマイクなどを備えている。

 店頭向けラインアップは、基本スペックとソフトウェアの違いで3モデルを用意。最上位モデルのCF-MX3TEABRは、Core i7-4500U(1.8GHz/最大3.0GHz)、8Gバイトメモリ、256GバイトSSD、64ビット版Windows 8.1 Proを搭載し(Office非搭載)、バッテリー駆動時間は約14.5時間だ。実売価格は27万円前後の見込み。

 中位モデルのCF-MX3SEGJRは、Core i5-4200U(1.6GHz/最大2.6GHz)、4Gバイトメモリ、128GバイトSSD、64ビット版Windows 8.1、Office Home and Business 2013を搭載し、バッテリー駆動時間は約15時間となる。実売価格は22万5000円前後の見込み。

 下位モデルのCF-MX3SEBJRは、CF-MX3SEGJRからOfficeを省いた構成で、実売価格は20万円前後の見込みだ。

tm_1401mx3_04.jpgtm_1401mx3_05.jpgtm_1401mx3_06.jpg純正オプションとして、ディスプレイののぞき見を防止する「プライバシーフィルター」(写真=左)、タブレットスタイルで背面に位置するキーボードを隠して違和感を減らす「キーボードカバー」(写真=中央)、本体を安定して持つことができ、不意の落下を防ぐ「ハンドストラップ」(写真=右)などが用意されている
Let'snote MX3店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名モデル名タイプ従来比較CPUメモリHDD/SSDOS実売価格
Let'snote MX3CF-MX3TEABR (シルバー)2in1 Ultrabook (2スピンドル)新シリーズCore i7-4500U(1.8GHz/最大3.0GHz)8GB256GB SSD64ビット版8.1 Pro27万円前後
CF-MX3SEGJR (シルバー)2in1 Ultrabook (2スピンドル)新シリーズCore i5-4200U(1.6GHz/最大2.6GHz)4GB128GB SSD64ビット版8.122万5000円前後
CF-MX3SEBJR (シルバー)2in1 Ultrabook (2スピンドル)新シリーズCore i5-4200U(1.6GHz/最大2.6GHz)4GB128GB SSD64ビット版8.120万円前後
Let'snote MX3店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名モデル名液晶解像度チップセット光学ドライブGPUOffice重量
Let'snote MX3CF-MX3TEABR (シルバー)12.5型ワイド1920×1080(タッチパネル対応、ペン対応、IPS)CPU統合DVDスーパーマルチCPU統合(HD4400)約1.198キロ
CF-MX3SEGJR (シルバー)12.5型ワイド1920×1080(タッチパネル対応、ペン対応、IPS)CPU統合DVDスーパーマルチCPU統合(HD4400)Home and Business 2013約1.198キロ
CF-MX3SEBJR (シルバー)12.5型ワイド1920×1080(タッチパネル対応、ペン対応、IPS)CPU統合DVDスーパーマルチCPU統合(HD4400)約1.198キロ

Webモデルは「InstantGo」モデルを用意

 なお、同社直販サイト「Panasonic Store」で2月14日に同時発売するWeb販売モデルでは、vPro対応のCore i7-4600U(2.1GHz/最大3.3GHz)、最大512GバイトのSSD、LTE(Xi)、64ビット版Windows 7 Professionalダウングレード、ブラックの本体色、グレーに近い落ち着いた青のカラー天板(SPRING HAZE)など、ハイスペック寄りの構成を用意している。

 さらにLet'snoteでは初めてWindows 8.1の「InstantGo」に対応したモデル「CF-MX3HDXBP」を3月13日に発売する予定だ。Core i7-4600U(2.1GHz/最大3.3GHz)、8Gバイトメモリ、512GバイトSSD、IEEE802.11a/b/g/nの無線LAN(有線LANは非搭載)、LTE、64ビット版Windows 8.1 Proを搭載し、本体色はブラックとなる。

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