インテルアーキテクチャ採用のスマートフォンラインアップを拡大
ASUSTeK Computer(以下、ASUS)は、2014 International CESの開幕を明日に控えた1月6日(現地時間)に発表会を行い、ASUSの新しいスマートフォン「Zenfoneシリーズ」とPadfoneの小型モデル「Padfone mini」の4製品を発表した。いずれの製品もモバイルプロセッサーにIntelのAtomシリーズを採用する。
「Zenfone 4」は、カラフルなプラスチックボディを取り入れた4インチディスプレイ搭載の薄型モデルだ。モバイルプロセッサーにAtom Z2520(1.2GHz)を採用する。有効500万画素のカメラも内蔵する。Zenfone 4の米国市場価格は99ドルからとなる見通しだ。
その上位モデルになる「Zenfone 5」は、手袋をしたままでも操作できる「GloveTouch」機能を備えるほか、暗い場所でも4倍の明るさで撮影を可能にするローライトモードや手ブレ補正機能などを備えた有効800万画素の“PixelMaster”カメラを搭載する。ディスプレイには、5インチIPS液晶パネルを採用し、解像度は1280×720ピクセル。モバイルプロセッサーにAtom Z2580(最大2GHz)を搭載する。価格は149ドルから。
Zenfoneシリーズの最上位モデル「Zenfone 6」は、F値2.0の高性能レンズを組み合わせた有効1300万画素カメラを搭載する。また、鉛筆でもペン入力を可能にする「PenTouchテクノロジ」を導入した。液晶ディスプレイは6インチのIPSパネルを採用して解像度は1280×780ピクセル。モバイルプロセッサーは、Zenfone 5と同じAtom Z2580を採用してこちらも最大2GHzで駆動する。価格は199ドルからとなる見通しだ。
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