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「dynabook Tab VT484」──「映像/テレビ系機能」に優れる8型Windows 8.1タブレット

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ココが「○」
・8型/Bay Trail-T/11時間動作
・HDMI&DTCP-IPソフト付き
・Office Home&Business付き
ココが「×」
・ライバル機よりやや重い
・ライバル機よりやや厚め
・想定価格がやや高め

はじめに:東芝dynabookブランドの8型Windows 8.1タブレット

dynabook Tab VT484(VT484/26K)8型Windows 8.1タブレット「dynabook Tab VT484」。ラインアップは、Office Home and Business 2013+64Gバイトストレージ仕様の上位モデル(6万円台半ば)、Office Home and Business 2013+32Gバイトストレージ仕様のスタンダードモデル(6万円前後)、Office Personal 2013+32Gバイトストレージ仕様の下位モデル(実売5万円台前半)がある

 お手軽感とお手ごろ感で最近話題のBay Trail-T/8型Windows 8.1タブレット。日本市場では、日本エイサー「Iconia W4-820」、デル「Venue 8 Pro」、レノボ・ジャパン「Miix 2 8」、そして今回評価する東芝「dynabook Tab VT484」の4機種が登場している。

 これら4機種はいずれも8型サイズのピュアタブレットスタイルで、OSに32ビット版Windows 8.1、基本システムには開発コード名:Bay Trail-T世代のAtom Z3000シリーズを採用するなど、基本仕様はだいたい同じとなっている。これをふまえてdynabook Tab VT484(VT484/26K)はどこがポイントになるかをチェックしよう。



 本体サイズは135.9(幅)×213(高さ)×10.7(厚さ)ミリ、重量は約445グラム。ラインアップはOffice Home and Business 2013+64Gバイトストレージ仕様の「VT484/26K」(今回の評価機)、Office Home and Business 2013+32Gバイトストレージ仕様の「VT484/23K」、Office Personal 2013+32Gバイトストレージ仕様の「VT484/22K」の3モデルを用意する。発売時の想定実売価格はVT484/26Kが6万円台半ば、VT484/23Kが6万円前後、VT484/22Kが5万円台前半となる。

 基本仕様は、開発コード名:Bay Trail-T世代のタブレット向けSoC「Atom Z300シリーズ」とWindows 8.1の組み合わせで動作するWindowsマシンだ。CPUはAtom Z3740(1.33GHz/最大1.86GHz)、メインメモリは2Gバイト(LPDDR3 増設・交換不可)、ストレージは64GバイトeMMC、ディスプレイは1200×800ドット表示で5点マルチタッチ対応の静電タッチパネルを備えた8型ワイド液晶パネルを採用する。液晶配向はライバル機のIPSとは異なるHFFS(High aperture ratio Fringe Field Switching:広視野角と屋外での視認性に優れる特長を持つ)と呼ぶ方式のものを採用する。


ボディと製品概要:8型ボディのお手軽感

dynabook Tab VT484を正面からdynabook Tab VT484の背面ディスプレイは1280×800ドット表示対応の8型ワイド。IPSではないが視野角は広い。横向き/縦向き、斜めから、たいていのシーンではIPSと変わらないと思える視認性を確保していた
dynabook Tab VT484の上面dynabook Tab VT484の下面上面はマイク、ヘッドフォン/マイク兼用の3.5ミリ端子、Micro HDMI出力、USB Micro-B(OTG対応)、下面はステレオスピーカーが備わる
dynabook Tab VT484の左側面dynabook Tab VT484の右側面左側面にmicroSDスロット、右側面に電源ボタン、ボリューム調整ボタンが備わる
photophoto本機はUSB充電が可能。ACアダプタはUSB 5ボルト2A出力仕様だ。付属USBケーブルは、本体側がL字型のコネクタとなっている。ここは気が利いている
dynabook Tab VT484の主な仕様
製品名VT484/26KVT484/23KVT484/22K
メーカー東芝
OS32ビット版Windows 8.1
本体サイズ(幅×高さ×厚さ)約213×135.9×10.7ミリ
重量(実測値)約445グラム(433グラム)
画面サイズ(液晶方式)8型ワイド(HFFS)
アスペクト比16:10
タッチパネル静電容量式・5点マルチタッチ
デジタイザ
ディスプレイ解像度1280×800ドット(約188ppi)
CPU(コア数/スレッド数)Atom Z3740(4/4)
動作周波数1.33GHz/最大1.86GHz
チップセットCPU内蔵
vPro
GPUCPU内蔵
メモリ2Gバイト(LPDDR3/1066MHz 最大2Gバイト)
メモリスロット(空きスロット数)内蔵(0)
ストレージ(評価機実装)64GバイトeMMC(Samsung「MCG8GC」)32GバイトeMMC(─)32GバイトeMMC(─)
無線LANIEEE802.11a/b/g/n(Broadcom802.11abgn Wireless SDIO Adapter)
BluetoothBluetooth 4.0
NFC
センサーGPS、ジャイロ、加速度、電子コンパス、照度
有線LAN
ワイヤレスWAN
キーボード
キートップ仕様・形状
キーピッチ
キーストローク
キーボードバックライト
ポインティングデバイス
主なインタフェースMicro USB×1(OTG対応/充電端子兼用)、Micro HDMI×1、microSDスロット(SDXC対応)、ヘッドフォン/マイクコンボ(3.5ミリ)、イン200万画素/アウト800万画素カメラ
メモリカードスロットmicroSD(SDXC対応)
SIMカードスロット
その他カードスロット
スピーカー(音質補正ソフトウェア)ステレオ(─)
マイクモノラル
指紋センサー
セキュリティチップ
セキュリティロックポート非搭載
バッテリー動作時間約11時間
バッテリー仕様(後日調査)
ACアダプタ出力仕様5ボルト/2アンペア
ACアダプタ対応電圧100〜240ボルト(50/60Hz)
DC端子形状USB Micro-B
プラグケーブル端子形状(ACアダプタ側)USB Standard-A
防水/防滴
カラーバリエーションライトゴールド
オフィススイートOffice Home and Business 2013Office Personal 2013
価格オープン(発売時価格6万円台半ば)オープン(発売時価格6万円前後)オープン(発売時価格5万円台前半)
発売日2013年11月22日2013年12月31日ごろ

dynabook Tab VT484(VT484/26K)デバイスマネージャ画面dynabook Tab VT484(VT484/26K)デバイスマネージャ画面dynabook Tab VT484(VT484/26K)デバイスマネージャ画面dynabook Tab VT484(VT484/26K)デバイスマネージャ画面の一部

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