USB規格策定団体であるUSB Implementers Forum(USB-IF)のUSB 3.0 Promoter Groupは12月3日(現地時間)、次世代USBのコネクタ「USB Type-C」の開発を開始したと発表した。このコネクタで、ついにプラグの向きを気にせずにさせるようになる。
USB 3.1(8月に策定完了)のこのコネクタは、2014年半ばに完了する見込みという。
最近の製品がより薄型になってきていることに対応するため、完全に新しく設計したという。サイズは現行の「USB 2.0 Micro-B(Micro USB)」と同程度になる。その結果、現行のコネクタ形状(Type-A、Type-B、Micro-Bなど)との後方互換性はなくなる。
Type-Cの仕様で新旧コネクタの接続ケーブルやアダプターについて明示するとしている。
関連記事
- 転送速度10Gビット/秒の「USB 3.1」仕様策定が完了
USB Implementers Forumは、最大転送速度10Gビット/秒を実現するUSB最新仕様「USB 3.1」の仕様策定が完了したと発表した。 - 「USB 3.0」が倍速(10Gbps)に 2013年中旬に更新完了へ
- 「Lightning−Micro USBアダプタ」がApple Storeで国内販売
- 「USB 3.0」規格が完成——推進団体が発表
関連リンク
Copyright© 2013 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.