Quantcast
Channel: ITmedia TOP STORIES 最新記事一覧
Viewing all articles
Browse latest Browse all 17593

「危険なAndroid」の原因はメーカーの独自アプリ? 調査で明らかに

$
0
0

 米ノースカロライナ州立大学(NCSU)が実施した調査で、韓国のSamsung、台湾HTC、韓国LG、Sony、米Googleスマートフォンで検出された脆弱性のうち、約60%(平均値)の原因がメーカーにあることが明らかになった。さらに、メーカーのソフトウェアの85%には過剰な権限が付与されていることも判明した。つまり、ユーザーは、アプリケーションの利用に本来は不要な電話サービスなどへのアクセスを、許可することが求められている。

 NCSUは、Googleが出荷しているAndroidの基本バージョンに組み込まれているメーカー独自のアプリを分析した。このようなアプリは、特殊な機能と外観を提供して、スマートフォンが市場で注目を集めることを目的としている。デバイスにインストールされている80%のアプリは、Googleではなくメーカーが作成したものだ。

 この調査では次のように報告されている。「全体的に見て、メーカーによるスマートフォンのカスタマイズが、各デバイスで発生しているセキュリティの問題の大半の原因となっている」

許可なく音声録音も


Viewing all articles
Browse latest Browse all 17593

Trending Articles