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Amazon「Kindle Fire HDX」発売 「軽くて速くて画面がきれい」初の体験スペースをカフェに

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 Amazon.co.jp(アマゾンジャパン)は11月28日、最新タブレット端末「Kindle Fire HDX」の出荷を始めた。同端末を体験できるスペース「Kindleエンタメステーション」が12月1日までの期間限定で東京・表参道の「ベーカリーカフェ426」にオープンしている。

photo表参道の真ん中で「Kindle Fire HDX」を体験できる

 体験スペースには1軒の家のようにリビングやキッチン、ベッドルームを模した空間が広がっており、それぞれ設置されたKindle Fire HDXを自由に操作できる。日常のさまざまなシーンで活用できるタイミングがあることを発見してほしいという。

 リアルな場所を設けて端末やサービスの訴求を行うのは同社にとって初めての試み。ジャスパー・チャン社長は「とにかく、軽くて、速くて、画面がきれい。この3つの特徴をぜひ感じてほしい。ハイスペックタブレットは多く出ている中、私たちが自信を持ってお届けする新端末の魅力は、数字を並べるより直接体験してもらう方が伝わるはず。年末の買い物の際、選択肢の1つにしてもらえれば」と話した。

photo「Kindleエンタメステーション」外観

 Kindle Fire HDXは、26日にサービスを開始したビデオオンデマンドサービス「Amazonインスタント・ビデオ」でレンタル/購入した映画やドラマなど、Amazonのコンテンツを楽しめるタブレット。ゲームやソーシャルメディア、レシピ検索などのアプリをダウンロードすることもできる。

 画面サイズは7インチ(1920×1200ピクセル)と8.9インチ(2560×1600ピクセル)の2サイズで、いずれもフルHDを上回る高解像度となっている。重さはそれぞれ303グラム、374グラムと軽量。OSは最新のFire OS 3.1、CPUには2.2GHzクアッドコアを搭載した。ワイヤレス映像転送技術「Miracast」にも対応し、タブレットで購入した映画やドラマ、クラウドに保存した写真などをテレビやパソコンの大画面に出力できる。価格は2万4800円(7インチ16Gバイトモデル)からと、「同容量の『iPad mini』より1〜2万円安い」と価格面もアピールする。

photoジャスパー・チャン社長

 「Amazonの売りはコンテンツの豊富さであり、デバイスを問わず楽しんでもらうことはとても大切。一方で、より高品質でストレスの少ないエンターテイメント経験の追求のため、端末も積極的に売り込んでいきたい。今後も両面から伸ばしていく」(チャン社長)

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