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現地でチェック――「Xperia Z1」の“ここ”が知りたい

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 ドイツ・ベルリンで開催中の家電展示イベント「IFA 2013」で特に大きな注目を集めたスマートフォンの1つが「Xperia Z1」だろう。幸運にもドイツでZ1を試用する機会を得たので、操作感やベンチマークテスト結果などを簡単にまとめた。なお、カメラについては別途レビューする予定だ。

サイズ感はどう? 持ちにくくない?

 前モデルの「Xperia Z」は、全体的にボディが角張っており、少々持ちにくかった。Zのオムニバランスデザインを継承しているXperia Z1についても、持ちやすさを気にする人は多いだろう。

 結論から言うと、Z1はZよりも“持ち心地”が向上している。その要素は2つある。1つは側面を斜めにカットしていること。Zでは側面の角が手に当たってしまうが、Z1では角を削いでいるので、手のフィット感が良くなっている、2つ目が4隅の丸み。Zでも球体状にカットしており丸いが、Z1ではさらに丸くなっており、手のひらに当たっても違和感がない。

 また、Zでは右側面にある電源キーとボリュームキーが手に当たって邪魔……という声が聞かれた。Z1にもほぼ同じ場所にこれらのキーがあるのだが、いずれのキーもZより小さくなっており、違和感が軽減されている。

 一方でボディの幅はZの71ミリから74ミリに増えており、ここはもう少し頑張ってほしかった。

photophoto側面と4隅の角が削がれているので持ちやすい

ソフトウェアは変わった?

 ホームのUIは、基本的にXperia Zから変わっていないが、グラフィックのテーマは新しいものが用意されている。また、グローバル版には日本向けのXperiaにはない「スタミナモード」を搭載している。このモードに設定すると、ディスプレイが消灯したときにモバイルデータ通信とWi-Fiをオフにしてくれる。さらに、スタミナモード有効時にも、設定で一部のアプリを例外的に通信可能な状態にすることもできる。メールの受信やSNSの更新情報を逃したくないといった場合に便利だ。

photophotophoto左からロック解除画面、ホーム画面、アプリ一覧
photophoto新しいテーマが用意されている
photophotophoto設定画面(写真=左、中)。おなじみのスモールアプリも利用できる(写真=右)
photophotophotoグローバル版のXperiaに搭載されている「スタミナモード」。指定したアプリをスタミナモード時で有効にできるほか、バッテリー残量に応じてスタミナモードが自動で有効になる設定もある
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