クラウドはプロビジョニング(リソース確保/割り当て)が容易で、料金体系も利用度に柔軟に対応している。ただし、インスタンス(実行する仮想マシン)の料金表に含まれないコストが発生する場合があるので、ワークロード(アプリケーションの実行や利用に必要な処理要素)をクラウドで展開する前に確認が必要だ。
クラウドを運用する際、インスタンスの初期設定以外に、ストレージやネットワーク、負荷分散、セキュリティ、冗長性、バックアップ、アプリケーション/サービス、OSのライセンスなどに費用が掛かる。一部のクラウドコスト、具体的には、リソース競合防止やストレージ容量、帯域幅、冗長性の確保のために必要なコストが驚くほど高額になることがある。
インスタンスのパフォーマンスとプロビジョニングのコスト
関連記事
- 休暇先で仕事をする羽目になった人に贈るクラウドアプリガイド
- 業界に広まる“クラウドアプリ格言集”から学べること
- クラウドは本当にコストダウンになるのか
- 3つのシナリオで考える、AWSを低コストに使う方法
- AWSクラウドの請求書にびっくりしないための節約テクニック
- クラウドでコスト削減は本当? オンプレミスと比べてみる