ゲーム&OC向けの本格mini-ITXマザーがASUSTeKとEVGAから登場!
8月末に最も話題を集めたのは、Intel Z87チップセットを搭載する本格的なOC仕様のmini-ITXマザー2モデルだ。8月30日にEVGAの「Z87 STINGER」が投入され、8月31日にASUSTeKの「MAXIMUS VI IMPACT」が続いた。価格はどちらも3万円弱だ。
Z87 STINGERは6フェーズのVRMを搭載したマザーボードで、インテル製ギガビットLANやクリエイティブのサウンドチップ「Core3D」を搭載するなど高付加価値な仕様となっている。メモリスロットは2基でDDR3-2666以上まで対応し、PCI-Express x16スロットも1基備える。
一方のMAXIMUS VI IMPACTは、同社上位マザーボード向けの高耐久電源回路「Extreme Engine Digi+ III」を採用しているほか、インテル製ギガビットLANや専用のサウンド環境「SupremeFX Impact」を搭載。DDR3-3000までサポートする2基のメモリスロットや1基のPCI-Express x16スロット、IEEE802.11a/b/g/n/acアダプタとNGFFスロット搭載のmini PCI-Expressカード「mPCIe Combo II」などをそろえている。
注目度とショップの評価はどちらも高い。ドスパラ パーツ館は「MAXIMUS VI IMPACTはR.O.G.シリーズで初のmini-ITXマザーということで、正式発表の前から注目されていただけに、発売を待っていた人はかなり多いと思います。ただ、それをオンリーワンの存在にさせないくらいにZ87 STINGERも魅力的ですね。EVGA製マザーはファンが多いわりに流通量が少ないので、希少性も人気を後押ししそうです」と話していた。
オリオスペックも「オーバークロックに特化してこだわりたいという人とR.O.G.以外の選択肢を求める人はZ87 STINGERを選ぶ気がします。MAXIMUS VI IMPACTは多彩な機能面も含めた総合力という感じでしょうか。mini-ITXでハイエンドを目指したい人は確実に増えているので、どちらもニーズを後押しする存在になると思いますよ」と2モデルの勢いに期待を寄せた。
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