LGエレクトロニクスとシネックスインフォテックは8月27日、GoogleのAndroid 4.3搭載スマートフォン「Nexus 4」を8月30日に発売すると発表した。一般向けには家電量販店で販売し、実売想定価格は4万9800円前後。またMVNOなどの通信サービス事業者やGoogle Appsによるビジネスを展開する付加価値再販業者(VAR)などの法人市場向けにも提供する。
Nexus 4は、メインディスプレイに4.7インチのワイドXGA(1280×768ピクセル)HD IPS Plus液晶、プロセッサーに1.5GHz駆動のQualcomm製クアッドコア「Snapdragon S4 Pro」を搭載したモデル。ディスプレイはカバーガラスとタッチパネルを一体化させた「G2 タッチハイブリッドディスプレイ」で、緩やかにカーブするデザインのベゼルにより、細やかでスムーズなタッチパネル操作が行える。また表面のガラスパネルには傷に強い米Corming製の「Gorilla Glass 2」を採用した。
サイズは133.9(高さ)×68.7(幅)×9.1(厚さ)ミリで、重さは139グラム。搭載するRAMは2Gバイトで、日本向けにはROM(内部ストレージ)が16Gバイトのモデルのみを提供する模様。カメラは800万画素のメインカメラと130万画素のインカメラの2つを備える。バッテリー容量は2100mAh。
通信面ではHSPA+/W-CDMA(UMTS)/GSMをサポート(LTEには非対応)。SIMロックフリーのため、全世界で200社を超える携帯電話事業者のSIMカード(Micro SIM)が利用でき、国内ではNTTドコモとソフトバンクモバイルの3G回線(2100MHz帯と900MHz帯)で通信が行える。またNFCも利用できる。
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