米MicrosoftのOutlook.comやSkyDriveの一部のユーザーが8月14日から数日間、サービスを正常に利用できなかったことについて、Microsoftが謝罪し、原因と対策を説明した。この不具合は18日に解消され、現在正常に動作している。
同社の「サービスの履歴」によると、問題は14日にHotmail、Messenger、SkyDriveなどで発生した。原因は、モバイル端末などで使っているExchange ActiveSycのキャッシングの失敗という。これにより、トラフィックが超過し、一部のユーザーがOutlook.comへのアクセスやメールでのSkyDriveファイルの共有などの操作をできなくなった。
この問題を解決するために、Exchange ActiveSync経由のアクセスを遮断したため、同サービスを利用するユーザーにも影響が及んだ。
Microsoftは今回の問題の対策として、システムの影響を受けた部分のネットワーク容量を拡大し、Exchange ActiveSyncを利用する端末のエラー処理方法を変更したという。
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