Yoga 11Sを業務でも普通に使ってみる
“ThinkPad使い”が、オレンジ色がまぶしい「IdeaPad Yoga 11S」を導入して業務にどう生かせるか。
こちらは、先日ディスプレイにアンチグレアフィルムを張ってからじわじわと利用頻度が増えつつあることに気がついた。業務で使用することにおいて、目があまり疲れなくなったのはかなり効いている。
一応、キーボードのGとHとBの間、つまりThinkPadのトラックポイントがある場所に手を伸ばしてしまうくせはまだ抜けないが、それ以外は個人的にはとてもよく順応できていると思う。
筆者が使うPCは、基本的に“公私混同”スタイルである。仕事もプライベートも、自宅でも外出先でもとにかくPCを活用するスタイルが今のところ合っている。最近は喫茶店やファミリーレストラン、空港以外にも、街のさまざまな場所で「公衆無線LANスポット」が利用できるようになった。当然ポータブルWi-Fiルータも所持しているのでこれも活用しつつ、2013年8月現在、「どこでも対応可能」の環境はかなり容易に整えられるようになった。
そうなると、バッテリーの持ちを改めてだが気にするようになってくる。IdeaPad Yoga 11Sは、4セルのリチウムポリマーバッテリーを内蔵し、カタログ値のバッテリー動作時間は約7時間だ。もちろんデータ通信利用をともなう実利用時間はかなり異なるのだが、ひとまず802.11nで接続しながら外で原稿執筆と執筆における情報確認用途と掲載作業用途でのWebチェック(計50サイトほど)、計15点の小規模な画像編集を行ったところ、おおむね4時間ほどは余裕をもって作業できた。
この動作時間、確かに昨今はやや短い部類に入る。Haswell世代の新モデルではより長時間動作するPCも増えているが……メインPCとして使用するThinkPad T430sのベイバッテリーを追加して運用する時間と比べると、同等かそれ以上持続する感覚で使用できる。その重量差を考えると、(今のところの筆者環境においては)なかなか良好だとと前向きに考えている。
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