国産3Dソフト「Shade 3D」を開発・販売するShade 3Dは12月17日、民事再生を申し立てたイーフロンティアとの販売代理店契約は終了しており、「Shade 3D」シリーズのサポートは同社が引き受けていると改めて説明した。ユーザーには今後、同社に再度ユーザー登録するよう案内する予定だ。
イーフロンティアの民事再生申し立て後、同社に多くの問い合わせが届いているが、同社とイーフロンティアの間には資本的関係・人的関係はないという。販売代理店契約の終了は11月25日に発表済み。その後は「Shade 3D ver.14」シリーズ、「Shade 13」シリーズ以前の全製品について同社がサポートを引き受けており、今後のShade製品の開発もこれまで通り同社が行う。
同社はイーフロンティアに対しユーザーデータベースの引き渡しを要請しているが、「先方の状況を鑑みると時間を要すると考えられる」とし、同社が新たなユーザーデータベースを準備中。準備ができ次第、同社へのユーザー再登録を案内し、再登録したユーザーにはバージョンアップなどの案内を届ける。
イーフロンティアとの契約終了に伴って発売を延期した「Shade 3D ver.15」の新しい発売日は、決まり次第案内する。
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