米Microsoftが公開後に不具合が発覚して配信が停止されていたExchange Server 2010の更新プログラムの配信が、12月12日から再開された。
Exchange Serverの脆弱性を修正する更新プログラムは、Microsoftの月例セキュリティ情報に盛り込まれて12月10日に公開された。しかし翌日になって、Exchange Server 2010 Service Pack 3(SP3)を対象とする更新プログラムにOutlookからExchangeに接続できなくなる問題が見つかったため、いったん配信を停止していた。
Microsoftは、この問題を修正した「Update Rollup 8」(KB2986475)をExchange 2010 SP3向けに再リリースした。バージョン番号は「14.03.0224.002」となる。なお、今回の問題の影響を受けるのはExchange Server 2010を対象とする更新プログラムのみ。Exchange Server 2007と2013向けの更新プログラムはインストールし直す必要はない。
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