スマートフォンを見つめながら歩く……いわゆる“歩きスマホ”が原因でさまざまなトラブルが起きているが、この問題についてどのように考えている人が多いのだろうか。スマホを所有している人に「歩きスマホ」の危険性について聞いたところ、98.6%が「危ないと思う(ややを含む)」と回答していることが、MMD研究所の調査で分かった。
ほぼ全員が「歩きスマホは危ない」と感じているが、歩きスマホをしている人はどのくらいいるのだろうか。「日常的に操作している」(7.3%)、「時々操作している」(28.5%)、「ほとんど操作しない」(37.5%)を合わせると、73.1%が「歩きスマホ」をしたことがあり、そのうち35.8%が「歩きスマホ」をしていることがうかがえた。
「規制や罰則が必要だ」という人は58.2%
歩きスマホをしていて、ぶつかったまたはケガをしたことがある人はどのくらいいるのだろうか。歩きスマホをしたことがある人に聞いたところ、17.5%が「ぶつかったまたはケガをしたことがある」と回答。ぶつかったまたはケガをしたことがある人に、どんな経験をしたのかと尋ねると「人にぶつかった」(66.3%)、「モノにぶつかった」(59.0%)という答えが多かった。
歩きスマホをすることに対して、どのように考えているのだろうか。全員に聞いたところ「規制や罰則が必要だ」という人は58.2%、「必要はないと思う」は19.6%だった。
インターネットによる調査で、スマホを所有している20歳以上の男女648人が回答した。調査期間は11月19日から20日まで。
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歩きスマホをしていて、人にぶつかったり、ぶつかりそうになったことがある人はどのくらいいるのだろうか。歩きスマホをする人に聞いたところ、「ぶつかりそうになった」経験をもつ人は8.0%だった。ライフメディア調べ。
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