米Googleは11月23日(現地時間)、モバイル向けGoogle検索での商品の検索結果に今週から、商品を360度回転して見られたり、ユーザーの最寄りの取り扱い店舗を確認できるGoogle Shopping広告を表示すると発表した。
スマートフォンあるいはタブレットで例えば「Nexus 10」を検索すると、検索結果の広告(右上にSponsored表示があるもの)で、端末の360度画像や、購入できる店舗とその販売価格の一覧、端末のスペック、ユーザーレビューなどが表示される。
360度画像は、WebブラウザでのGoogleの「商品検索」結果では以前から利用できたが、モバイルでは「商品検索」ではなく「Web検索」で表示される。
Googleによると、モバイルでの商品の検索は前年比で3.5倍に拡大しており、Google Shopping広告から広告主の小売店サイトへの週当たりの流入量は昨年のホリデーシーズンのピーク時より多いという。
米国では感謝祭明けの金曜日であるブラックフライデー(今年は28日)から通年で最もオンラインショッピングが盛んなホリデーシーズンに突入する。Googleによると、買い物客の27%は既にブラックフライデーのオンラインセールに関する検索を始めているという。
小売店がこうした広告に自分の店舗を表示させるには、Google Shoppingの商品リスト広告を作成する必要がある。
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