米Facebookは11月18日(現地時間)、iOSおよびAndroid向けの新しい単体アプリ「Facebook Groups」を公開した。「グループ」の新規作成やメンバー追加、グループごとの投稿の閲覧などに特化したアプリだ。
インストールしてログインすると、自分が既に所属するグループの一覧が表示され、タップするとそのグループのページが開く。
グループは、2010年に追加された、特定の集団で情報共有を限定できる機能。グループ内の投稿はFacebookのアルゴリズムの影響を受けず、時系列にすべて表示されるため、大事な友達の投稿を見落としたくないユーザーが活用している。
Facebookアプリからももちろんグループを閲覧できるが、メニュー(≡)から選ぶ1ステップが必要だ。
Groupsアプリではグループごとに通知の設定を変えられる。例えばグループ内でも特定の友達の投稿があった時だけプッシュ通知するといった設定ができる。
Facebookはこれまでも「メッセンジャー」や「ホーム」などの単体アプリを提供している。メッセンジャーアプリについては公開後メッセージング機能がFacebookアプリから削除されたが、グループ機能は当面はFacebookアプリからも利用できる。
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