ローソンは11月18日、Googleが提供するスマートフォン向け位置情報ゲーム「Ingress」とコラボレーションしたと発表した。全国のローソン1万780店舗(ナチュラルローソン・ローソンマート・ローソンストア100は対象外)が、Ingressの「ポータル」になる。
Ingressは位置情報を利用した“リアル陣取りゲーム”で、世界で700万人にダウンロードされている。プレイヤーは青と緑の陣営に分かれ、現実世界の名所や旧跡、建物などに設定された「ポータル」をハック(チェックイン)し、自陣のエリア拡大を目指す。
ローソンは全国の店舗をポータルにするほか、今後、Ingressオリジナルグッズの販売や、販売商品とタイアップしたパスコードの配布、ローソンオリジナルミッションなどの提供を予定。ローソン店舗への来店促進とIngressの活性化・認知拡大に努めるとしている。
Ingressをめぐっては、盛岡市内を歩きながらポータルを探すイベントを岩手県が実施して話題を集めた。海外では企業コラボの事例があるが、国内企業とのコラボはローソンが初となる。
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