史上初めて彗星に着陸した「フィラエ」がとらえた着陸地点の写真を欧州宇宙機関(ESA)が11月13日、公開した。安全に着地していることが確認できたという。
写真はフィラエが搭載するカメラ「CIVA」(Comet Nucleus Infrared and Visible Analyzer)を使い、チュリモフ・ゲラシメンコ彗星への着陸後に最初に撮影した2枚を合成したもの。フィラエが展開した3本のランディングギアのうち1本が写り込んでいる。
写真は探査機「ロゼッタ」を経由して地球に送信された。ESA公式サイトは「ようこそ彗星へ」と題して写真を公開している。
着陸点は公募によって「アギルキア」(Agilkia)と名付けられた。フィラエは今後、サンプルの採取・分析などを行う。
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