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グーグルの“タッチ・アンド・トライ”で「Nexus 9」をじっくり触る

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台北のタッチアンドトライは“もう大変”だったらしい

 グーグルは、11月12日に「Nexus 9」と「Nexus 6」、そしてChromebookとAndroid Wearの最新モデルの“タッチ・アンド・トライ”イベントを東京都は六本木にあるレストランで行った。Nexus 9とNexus 6は、10月15日(現地時間)にGoogleが発表した最新のタブレット(またはファブレット)で、11月4日に台湾の台北市で行ったイベント「The Mobile First World」では実機を公開している。

 ここでは、タッチ・アンド・トライで展示していた最新モデルの中から、Nexus 9と、PCメーカーのASUSTeK、Acer、DELLがそれぞれ個人向けに出荷を開始するChromebookを画像を中心に紹介しよう。

kn_ggtat_08.jpgNexusシリーズとChromebook、そしてAndroid Wear採用デバイスのタッチ・アンド・トライイベントは六本木のレストランを貸しきって行われた

わずか7.95ミリのボディに驚く「Nexus 9」

 サイズが8.9型で解像度が2048×1536ピクセルのディスプレイを搭載するHTC製タブレット「Nexus 9」は、その高精細と4:3というアスペクト比を採用することで、これまでの“細長い”Nexusシリーズと比べて、短辺方向が広がったやや趣が異なるデザインだ。

 ボディサイズは153.68(幅)×228.25(高さ)×7.95(奥行き)ミリで、やはり幅は広い。Googleでは、「片手で持てる8.9型ディスプレイ搭載タブレットとアピールしているが、身長172センチで体重75キロの成年男子が左手で持っていると、手の平をいっぱいに広げてどうにか短辺方向をつかめるという感じだった。

 重さはWi-Fiモデルで約425グラム、LTEモデルで約436グラムだ。展示していたのはWi-FiモデルでNexus 7(2013)の約290グラムと比べるとだいぶ重くなっているはずだが、実際に持ってみると“重くてたまらない”とは感じなかった(それよりは、片手で持つために手を広げるのに集中していた)。

kn_ggtat_01.jpg8.9型で解像度2048×1536ピクセルのアスペクト比4:3ディスプレイを搭載するNexus 9。幅153.68ミリは何とか片手で持てるサイズだ

 ボディはアルミニウム製のフレームを採用している。斜めにカットした側面とディスプレイベゼルの部分はヘアラインをあしらった金属的な質感を残しているのでアルミニウムフレームということを実感できる。一方、背面パネルは、展示していたカラーバリエーションの「インディゴブラック」「ルナーホワイト」のいずれも非光沢となっていて金属的な質感は感じない(カラーバリエーションにはほかに「サンド」を用意している)。

kn_ggtat_06.jpgkn_ggtat_07.jpgNexus 9の背面(写真=左)。イベントではカラーバリエーションとして「インディゴブラック」「ルナーホワイト」を展示していた(写真=右)

 本体に搭載するインタフェースは、長辺側面の一方に電源ボタンと音量調整スイッチ、短辺側面の一方にヘッドセット端子、もう一方にMicro USBでとその種類は限られている。Micro SDスロットや映像出力などは持たない。無線接続では、IEEE802.11acまで準拠した無線LAN(2×2 MIMO)とBluetooth 4.1を利用できる。また、NFCモジュールも内蔵する。なお、本体前面にはHTCの独自技術「HTC BoomSound」を導入したデュアルスピーカーを内蔵する。

kn_ggtat_02.jpgkn_ggtat_03.jpg長辺側面のインタフェース。一方はインタフェースもボタン類も備えていない

kn_ggtat_04.jpgkn_ggtat_05.jpg短辺側面のインタフェース。こちらもヘッドセット端子とMicro USBと種類が限られる

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