米Microsoftは、16件の月例セキュリティ情報を11月11日(日本時間12日)に公開すると予告した。このうち5件について、最大深刻度が最も高い「緊急」に指定している。
同社の事前通知によると、「緊急」に指定された5件ではWindowsとInternet Explorer(IE)の脆弱性に対処する。このうち4件はリモートからのコード実行、1件は権限の昇格に利用される恐れがある。5件ともクライアント版のWindowsは全バージョンが深刻な影響を受ける。IEはIE 11までの全バージョンに脆弱性が存在する。
残る11件の内訳は、最大深刻度が上から2番目の「重要」が9件、下から2番目の「警告」が2件。WindowsやOffice、SharePoint Server、Exchange Server、.NET Frameworkを対象とする。Officeの更新プログラムではWordやOffice 2007 IME(日本語版)の脆弱性を修正する予定だとしている。
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