ココが「○」 |
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・税別5980円の衝撃プライス |
・安価ながら付属品が充実 |
・microSD、HDMI出力にも対応 |
ココが「×」 |
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・液晶の表示品質がイマイチ |
・タッチパネルの感度が低い |
・ストレージの容量が少ない |
ACアダプタもHDMIケーブルも付属して“税別5980円”だと!?
総合ディスカウントストアで有名なドン・キホーテのプライベートブランド「情熱価格」シリーズから、税別5980円(税込6458円)という激安の7型Androidタブレット「カンタンPad(感嘆パッド)」が登場した。全国のドン・キホーテで2014年11月5日から販売されている。発売日にいちはやく購入したので、早速レビューしよう。
最大の特徴は何と言っても、その安さだ。タブレット本体だけでなく、ACアダプタはもちろん、Micro USB→USB(メス)ケーブル、Mini HDMI→HDMIケーブルといった実用的な付属品までついて税別5980円という価格は、画面サイズ7型クラスのタブレットとしてもダントツに安い。8%の消費税を含めると6458円となる点には注意が必要だが、それでも断然安いことには変わりない。
片手で楽々持てるキュートなボディ
ボディカラーは、「ブラック×オレンジ」の1色展開だ。オレンジの部分は表面のエッジと側面の端子類がある一辺だけなのだが、タブレットで使われることが少ない色だけに新鮮な印象だ。さすがに高級感はないものの、キュートなイメージに仕上がっている。
ボディサイズは117(幅)×192(高さ)×10.9(奥行き)ミリと実にコンパクトだ。額縁がしっかりと太いデザインではあるが、横幅は117ミリと8型クラスよりもだいぶスリムなので、成人男性ならば片手で楽々と持てる。おそらく手の小さな女性でもさほど苦にならないだろう。厚みは10.9ミリと、7〜8型クラスのタブレットとしても厚いほうではあるが、裏面の端を絞ったフォルムの効果もあって特別厚いとは感じない。
公称の本体重量は約330グラムだ。しかし実測では296グラムしかなく、「Nexus 7(2013)」の公称重量(Wi-Fiモデルで約290グラム/LTEモデルで約299グラム)に近かった。スペックのアバウトさは気になるが、軽いぶんには歓迎だ。
バッテリーの仕様は、2300mAh(3.7ボルト)と公表されている。ワットアワー換算で8.51ワットアワーと、7型クラスとしてもかなり少なく、公称のバッテリー駆動時間も最大約3時間と短い。Micro USBポート経由で充電できるので、市販のモバイルバッテリーなどをうまく活用した対応したいところだ。
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