ソフトバンクモバイルは7月26日から、全国のソフトバンク携帯電話取扱店(一部店舗を除く)で「バリバリつなガレー」キャンペーンを開始する。
このキャンペーンは、ソフトバンクの店舗で携帯電話やPHS(他社端末でも可)を提示すると、白戸家のお父さんのイラストがパッケージにプリントされたカレー「バリバリつなガレー」がもらえるというもの(在庫がなくなり次第終了)。
さらにカレーのパッケージの裏面にあるQRコードからキャンペーンサイトにアクセスすると、抽選で1000人に「お父さんカレー皿&スプーンセット」をプレゼントするキャンペーンにも応募できる。こちらの応募締め切りは8月30日17時まで。
またバリバリつなガレーキャンペーンに先立ち、ソフトバンクは7月23日から、店舗でケータイを掲示した来店者に「バリバリつなガレーLINEスタンプカード」も配布中。そして18日からは、MNPでソフトバンクのスマートフォンを契約すると「ホワイトプラン基本使用料2年間0円」「ソフトバンクポイント2万4000ポイント」「SoftBank HealthCare月額使用料2年間0円とホワイトプラン基本使用料1年間0円」のいずれかを特典として提供する「バンバンのりかえ割」キャンペーンや、電波状況に満足できなかった場合、契約から8日以内で返品を可能にするサービスも行っている。
ソフトバンクでは7月25日にバリバリつなガレー配布開始イベントを開催。「バリバリバンバンキャンペーン」と呼ぶ一連の販売施策についてあらためてピーアールを行うと同時に、ソフトバンクモバイル 執行役員 マーケティング統括 マーケティング・コミュニケーション本部 本部長の栗坂達郎氏がキャンペーンの狙いを説明した。
ソフトバンクはちょうど1年前の2012年7月25日、900MHz帯の「プラチナバンド」でもサービスを開始。他社に遅れをとっていた“つながりやすさ”の向上に向け、本格的な取り組みをスタートさせた。
栗坂氏は「プラチナバンド開通から1年がたち、おかげさまで暫定ではあるが接続率は3社のなかで1位となった。この事実を理解してもらうために、それこそ山の様にCMを打って訴求をしてきた」と振り返る。と同時に「メッセージは届いているものの、残念ながら信じていただけていない面もある。(調査結果では)78%の方が信じていないという結果になった。特に他キャリアのユーザーとってみれば使用している実感もなく、『ソフトバンクが自分で言っているけど、本当なの?』という声も多い」(栗坂氏)と、“事実”への信用度に課題があることを示した。
ただし、実際にサービスを使っているソフトバンクユーザーのネットワーク満足度は上昇している。栗坂氏によれば、Twitterなどではつながりやすさが向上したとの声が投稿されており、またパケ詰まりや通信速度について評価する内容も増えているという。
「この“事実”をなんとかしてソフトバンクユーザー以外にも広げたい。そこで考えたのが『バリバリバンバンキャンペーン』。期間中に乗り換えると基本料が無料になるほか、電波がつながらない場合は8日以内なら返品にも応じるということを始めた。この自信のほどを知って欲しい。ただそれだけでは皆様にメリットがないため、店舗でケータイをかざせば『バリバリつなガレー』を差し上げることにした。せひ店舗に起こしいただき、ソフトバンクの電波の良さを実感していただきたい」(栗坂氏)
ソフトバンクは26日から、バリバリバンバンキャンペーンに合わせた新CM2本の放映を開始。イベントには、CMに出演している白戸家のお父さんとお兄さんのダンテ・カーヴァーさん、ガッツ石松さん、そして“ガレーつながり”ということでダレノガレ明美さん、芸能人カレー部から石田純一さんも登場。キャンペーンの告知とバリバリつなガレーの試食などを行った。
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