女性スマホユーザーなら一度は試した経験があるであろう「自撮り」。海外では「Selfie」(セルフィー)と呼ばれ、自撮り系女子にとってはSNSやブログにいかに“盛って”アップするかが、今や最優先タスクになっております。
そこで進化したiOS 8のカメラ&写真機能を使い、自撮り素人の筆者がどれだけ“盛った”顔写真を撮影できるか試してみました。今回はiOS 8の検証なので、iPhone 6/6 Plusのカメラ性能については割愛しています。「大改造!! 劇的ビフォーアフター」のBGMを脳内で流しながらお楽しみください。
iOS 8のカメラ機能をフル活用して撮影する
自撮りは通常フルメイクの状態で撮影しますが、今回は「いかに変化させられるか」がテーマなので、アイブロウとフェイスパウダーのみのほぼスッピン状態からスタート。以下すべてiOS 8.0.0のiPhone 5sを使用。
iOS 8ではアップルがSelfie文化を意識したのか、ようやくセルフタイマー機能が搭載されました。3秒と10秒から選ぶことができ、自動的に10枚連写で撮影されます。
また撮影時の露出補正も可能になりました。ピントを合わせたい場所をタップし、指を上下にスライドさせれば、簡単に明るさを調整できます。自撮りよりも、風景などをiSight(背面)カメラで撮る際に使えそうです。
今回はフロントカメラのセルフタイマーを使い自撮り。このままだと普通の証明写真状態で、人様には見せられません(載せてるけど)。そこでiOS 8の編集機能を使い、偽装調整していきます。
iOS 8の写真アプリの編集機能をフル活用して加工する
iOS 8では、これまで別アプリだった「iPhoto」のような編集機能が標準で加わり、露出や彩度などを微調整できるようになりました。今回はいかに肌をなめらかにし影をなくすかに重点を置き、加工していきます。
まず写真を開き「編集」をタップ。画面下部に現れるダイヤルマークの「スマート編集ツール」を使い、それぞれの数値を変更します。
ひと通り調整が終わったら、iOS 7から搭載されているフィルター機能を使います。「クローム」「プロセス」「インスタント」などは色白っぽくなり、凹凸も軽減されるもよう。
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