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「メモリやHDDを買うなら早めに」――円安の影響でパーツの値上がり傾向が続く

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「この水準を保つのもそろそろ限界かも」

 ここ半月ほど続いている円安の影響で、値上がりするPCパーツが見られるようになってきた。各ショップで特に目立つのは、DDR3メモリと2〜4TバイトHDD、256Gバイト級のSSDなどだ。「最新の仕入れのときより円安になっているので、値上がりはしばらく続くと思います。この流れを読んで、早めに購入しようという方も増えています」(パソコンショップ・アーク)という。

og_akibatokka_001.jpgパソコンショップ・アークのDDR3メモリ価格表

 輸入品が大半を占めるPCパーツは円安になるほど仕入れ値が上がる。一定値までは国内代理店や店舗側が吸収するが、円安が長期にわたると売価に反映せざるを得なくなる。この流れは回転率の高いパーツほど表に出やすいため、上記のパーツの値上がりが目立っているわけだ。

 それでも、週末特価は3TバイトHDDを9000円以下、DDR3-1600の4Gバイト×2枚セットを8000円以下とするなど、従来の水準を保つショップがまだいくつもある。BUY MORE秋葉原本店は「この街のなかで『安い』と思ってもらわないとならないのでがんばって踏みとどまっています。が、この傾向が続くようだとやはり厳しいですね。そろそろ限界かもしれません」と漏らしていた。

 そうした空気感を察知してか、ここ最近は大容量HDDやメモリ、SSDの特価品の売れ行きが普段以上に伸びているとか。

og_akibatokka_002.jpgog_akibatokka_003.jpgBUY MORE秋葉原本店の週末特価POP

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