米Googleは9月10日(現地時間)、オフィススイート「Google Apps」の新機能「iOS Sync」を発表した。企業向け「Apps for Work(for Businessから名称変更)」だけでなく、教育機関向け、政府機関向けでも来週から利用できるようになる。
Googleは同様のBYOD(Bring Your Own Device)対策機能を、5月にAndroid端末向けに提供開始している。
iOS Syncにより、Google Appsの管理者は、iOS端末を登録でき、端末でWi-Fi経由でGoogle Appsに接続できるようパスワードを提供できる。また、登録してあるiOS端末の情報を遠隔操作でワイプし、初期状態にリセットできる。
iOS Syncの機能はiOS版GmailおよびGoogle Driveアプリに組み込まれているため、ユーザーは新たなアプリをインストールする必要はない。
同機能は17日リリースのiOS 8および19日発売のiPHone 6およびiPhone 6 Plusもサポートする。
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