GoogleのGmailなどのメールアドレスとパスワードを組み合わせた情報約500万件がロシア語の掲示板サイトに公開されたという。同国のニュースサイトCNewsの報道を引用してメディア各社が9月10日付で伝えた。
ロシアのセキュリティ企業Kaspersky Labのニュースサービス「threatpost」によると、この情報はロシア語のビットコインセキュリティフォーラムサイトに9日夜に掲載された。メールアドレスは大部分がGmailのものだったが、Yahoo!やHotmailなどのアドレスも含まれるという。
流出したのは主に英語、スペイン語、ロシア語のアカウントの情報だったとThe Next Web(TNW)は伝えている。
ただし、古くなって使われなくなったアドレスが多数含まれるとの情報もある。また、アドレスとパスワードの組み合わせが正確なのかどうかも確認されていないという。
どこから流出したのかは不明だが、ここ数年で相次いだ情報流出事件との関係も指摘されている。
Google広報はTNWの取材に対し、「当社のシステムが破られた形跡はない。しかしアカウントが破られた可能性がある場合は常に、アカウントのセキュリティ確保を支援する措置を取っている」とコメントした。
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