先日7月25日に米国で発売になったAmazon初のスマートフォン「Fire Phone」を、さっそく入手したドリキンです。 僕は、Amazon CEO ジェフ・ベゾスによる、このFire Phoneの発表をストリーミングで見たときから、このデバイスに大変興味を覚えて、発表会に関する解説記事もITmediaで書かせていただいたのですが、その勢いで思わずFire Phone自体も購入してしまいました(汗)。
ということで、既に米国メディア経由の翻訳記事なども上がっていますが、実機を発売日に無事ゲットしてから約1週間、iPhone 5s、 Nexus 4からFire Phoneにスイッチして、完全にメインのスマホとして使い続けている筆者の観点からFire Phoneレビューをさせていただこうと思っています。
レビュー第1弾ということで、まずはお約束の開封の儀から始めたいと思います。またファーストインプレッションとして、主にハードウェア部分を中心に、現状感じていることなどをお伝えしたいと思います。
開封の儀:別売でも買う価値があるヘッドフォンとは?
まずはお約束の開封の儀から始めましょう。
箱は、黒を基調としたシンプルなボックスに小文字の赤で「fire」と書かれたデザインです。
外側の箱を外すと内箱にはamazonのロゴが配置されていて、内箱を開けると左側にFire Phone本体、右側にアクセサリーの入った小箱が現れます。
さらにFire Phone本体を取り出すと、その下から一枚紙の説明書と充電用のマイクロUSBケーブルが入った箱、中には標準的なMicro USBケーブルが現れます。
右側の小箱を開けると、上部に四角いコンパクトなACアダプター、下部にさらに小箱が現れます。
この縦に細長い小箱には、ヘッドフォンが入っています。
ヘッドフォンヘッド自体はAppleのEarPodsに似た形状のインイヤータイプヘッドフォンで、もちろんハンズフリー用のマイクと、リモコンも備わっています。
一部のメディアレビューでも、「Fire Phone自体は買い換えるほどのものではないが、このヘッドフォンだけは別売りで買う価値がある」とまで絶賛されているのが、このヘッド部分のマグネット機構です。
LRそれぞれのヘッド部分にマグネットが仕込まれていて、近づけると写真のようにぴったりとくっつきます。これによりポケットの中での絡まりを軽減しようというアイディアなのですが、実際、今までなんで誰もこのアイディアを実現しなかったんだろうと不思議になるくらい便利です。
狙って頭をそろえなくても、ケーブルを巻き付ける動作をすれば、自然とヘッド同士がくっつき合う感覚が気持ちよくて、確かにこのヘッドフォンはよくできてるなと感心しました。
おまけ的ですが、iPhone 5のケースと比較してみたのがこの写真です。
どちらも今時のケースという感じで、非常にコンパクトで、内容物に最適化した最小限の作りになっています。
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