米Appleは2014年6月、開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference 2014」(WWDC 2014)において、Mac向けOSの次期版「OS X Yosemite」を発表した。OS Xシリーズでは11番目のバージョンで、2014年7月には一般向けβ版がリリースされた。
同社はこのところ、HealthKitやAppKitをはじめとするAPIの提供やビジネス用アプリケーションの開発で米IBMと提携するなど、企業向けの対応を強化している。だが、Apple製デバイスの採用については、依然として難色を示す企業が多いのが現状だ。これは、導入後のサポート体制などを懸念しているためだ。
また、Appleが一般向けβ版を提供するのは非常に珍しいケースである。同社の思惑は何だろうか。
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