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SSDのトレンド最新事情――SATA極限速の「Extreme Pro」とmSATA大容量が人気

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「SATA SSDの中でも歴代1〜2位を争う速さ」——サンディスク「Extreme Pro」の評判

og_akibapickup_001.jpgサンディスク「Extreme Pro」

 今週の新製品では、サンディスクのSATA SSD「Extreme Pro」が特に目立っていた。480Gバイトモデルが3万6000円前後で、240Gバイトモデルが1万9000円前後となる。

 自社開発の高速技術「nCache Pro」により、2モデルともランダムリード(4K)10万IOPS、ライト(4K)9万IOPSを実現。シーケンシャル速度も速く、480Gモデルでリード550Mバイト/秒、ライト515Mバイト/秒、240Gバイトモデルでリード550Mバイト/秒、ライト520Mバイト/秒となっている。ほかに960Gバイトモデルもラインアップしており、速度の仕様は480Gバイトモデルと同じだ。加えて、NTBFが200万時間となっており、ジャンル最長のメーカー10年保証がつく。

 耐久性の高さも特徴だが、まずは高速性が高く評価されている様子だ。TSUKUMO eX.は「今まで登場したSATA SSDの中でも、実測レベルで1〜2位を争うレベルの速度が出ます。相当速いので、SATA 3.0接続の極限を求める人には最強だと思いますよ」とプッシュしていた。

 BUY MORE秋葉原本店が分解して中身を確かめたところ、東芝・サンディスク四日市工場製のMLC-NANDや、Marvell9187コントローラーチップが採用されていたという。「キャッシュもMicron製で、使っているものに穴が一切ありません。それでこのスペックといことで、これは普通に売れますよね」。

 最近は週末特価で2万円切りの480〜512GバイトSSDが売られるなど、大容量SSDのコストパフォーマンスも上がっているが、数段高価な最強仕様のモデルも安定してヒットしているそうだ。

 あるベテラン店員氏は「SSDも今年に入って二極化が加速しています。全体的な品質が向上して、最安クラスを買ってもまずまず満足できるということで、各社のエントリーモデルが元気です。一方で、当世最速で安定した極限のハイスペックを求める層も減っておらず、よいものは高くても売れるという構図も変わっていません。Extreme Proは後者に響く典型例だと思いますよ。私も欲しいですし」と話していた。

og_akibapickup_002.jpgog_akibapickup_003.jpgBUY MORE秋葉原本店の分解リポートつきPOP(写真=左)。TSUKUMO eX.に張られた新製品POP(写真=右)

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