前回「『Baidu IME』『GOM Player』だけじゃない、まだある正規アプリ悪用事件」まで、正規なアプリケーションを取り巻くセキュリティ脅威の実例を紹介してきました。
最終回となる今回は、正規に配布されているアップデート用プログラム(アップデータ)にマルウェアが混入していた事例を紹介しつつ、これまで解説してきた事件を防ぐためのアプリケーション管理の要となる「アプリケーション識別技術」について解説します。
連載:“Baiduショック”で見直す「アプリ管理」
- 第1回:“正規アプリ”が情報漏えいの根源に? 「Baidu IME/GOM Player事件」の衝撃
- 第2回:「Baidu IME」「Simeji」の勝手利用と情報流出を防ぐには?
- 第3回:更新ファイルだと思ったらマルウェア——「GOM Player事件」の脅威と対策
- 第4回:「Baidu IME」「GOM Player」だけじゃない、まだある正規アプリ悪用事件
- 連載インデックス