Razerの14型ゲーミングノートPC「Razer Blade」が7月19日よりついに日本でも販売される。価格は29万7000円(税込み)
Razer Bladeは、CPUにCore i7-4702HQ(2.2GHz/最大3.2GHz)、GPUにGeForce GTX 870M(3GバイトGDDR5)を採用し、8Gバイトメモリと256GバイトSSDを備えた薄型ゲーミングノートPCだ。10点マルチタッチに対応する14型ワイドディスプレイは、3200×1800ピクセルの超高解像度表示に対応する。
インタフェースは、HDMI出力、USB 3.0×3、ヘッドフォン/マイクなど。液晶上部に200万画素Webカメラを内蔵するほか、ネットワーク機能としてIEEE802.11a/b/g/n/ac+Bluetooth 4.0を備える。本体サイズは345(幅)×235(奥行き)×17.8(高さ)ミリ、重量は約2.03キロ。なお、スペックシートに公称バッテリー駆動時間は記載されていなかったが、ゲームでフル稼働させた場合は2〜3時間、一般的な利用であれば6時間程度は動作するとのことだ。
7月17日に秋葉原の「eSports Sruare AKIHABARA」で行われたローンチイベントでは、Razerのマーケティングディレクターであるケビン氏(Kevin Sather)が来日し、Razer Bladeの特徴を解説した。
Razer Bladeのポイントは大きく分けて3つ。まず1つは、ケビン氏が「最高品質」と語る14型ワイドディスプレイだ。3200×1800ピクセル(画素密度262ppi)のIGZOパネルを採用し、従来モデルに比べてコントラスト比を250%を改善したほか、広視野角を実現。「美しいディスプレイで思わず手をさしのべてしまうが、実際にタッチすることもできる」と述べ、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルを上回る画素密度や、10点マルチタッチに対応しながら同クラス世界最薄のボディであることを強調した。
2つ目はCore i7-4702HQ(2.2GHz/最大3.2GHz)とGeForce GTX 870M(3Gバイト)によるパフォーマンス。高性能なシステムは排熱設計が重要になるが、底面から吸気する2基のファンとヒートパイプによる独自のクーリングシステムにより、薄型ボディながら効率的な冷却を可能にしたという。ケビン氏は3DMarkによるベンチマーク結果をスライドに映し、競合するゲーミングノートPCとの優位性を示した。
そして最大のポイントは、同クラスのゲーミングノートPCとしては圧倒的な薄さだ。同氏は競合するAlienwareを引き合いに出して、厚さわずか17.8ミリのRazer Bladeなら2台重ねても薄いとアピールした。
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