数年という短い期間に、タブレットとスマートフォンは、一般消費者向けの製品から企業のIT環境を抜本的に変える存在へと進化した。現代のビジネスパーソンは、いつでもどこでも仕事ができることを望んでいる。この状況はモバイル化によって簡単に実現できるようになった。
一般消費者向けデバイスが職場で使用されることが増えた結果、IT部門には新たな課題が付き付けられている。「モバイルデバイスで会社のデータにアクセスすることを許可すべきユーザーは誰だろうか」「会社のデータにアクセスすることを許可すべきデバイスはどれだろうか」「どのデータにアクセスできるようにして、どのようにアクセスできるようにしたらよいのだろうか」というような問題である。
関連記事
- 5分で分かる「iOS 8」、見逃せない新機能とは?
- 「iPhone」と「Androidスマートフォン」に騒ぐほどの違いはあるのか?
- 「スマートフォン/タブレット不要論」が会社をダメにする
- スマートフォン、タブレットによる“どこでもオフィス”を素直に喜べない人たち