海外旅行に行くならやっぱり旅の記録を残したい。画質重視ならフルサイズセンサーのカメラに明るいレンズとなるが、それでは荷物の重さが増えてしまうし、道中でのトラブルも心配。重さと画質、それに機能という3つの点から、海外旅行に適したカメラをピックアップした。
DSC-RX100 III
小ささと画質に重点を置くならこの1台。コンパクトデジカメとしては大型の1型センサーに、近接撮影も得意となった明るいレンズの組み合わせは道中の風景から食事、街中での1枚までオールラウンドに活躍してくれる。小型化の代償として素早い設定変更は苦手だが、そこはトレードオフとしてとらえるしかないだろう。
STYLUS 1
さまざまなシチュエーションで撮ることを考えると、ズーム倍率が高いことに越したことはないが、ボディサイズとの兼ね合いもある。小さい(薄い)ボディに高倍率ズームレンズ、ある程度以上の画質という条件ならばSTYLUS 1が有力候補だ。1/1.7型センサーに全域F2.8 28〜300ミリ相当のレンズを組みあわせ、10センチまで寄れる接写性能も有している。
STYLUS TG-3 tough
一般にはアウトドア指向の防水デジカメとして認識されるモデルだが、落下やかばん内での圧迫、急な雨による浸水など、道中のトラブルを乗り切れるタフネスさを持ったカメラでもある。レンズが明るくブレを抑えた撮影が可能なほか、接写にも強いので食事の際、食材にグッと寄ったカットを撮ることもできる。
DSC-WX350
いわゆるコンパクトデジカメだが、薄型軽量ボディに20倍ズームレンズ、Wi-FiやNFCも搭載しており、「カメラで撮って、スマホでシェア」がメイン用途なら、このモデルがオススメ。実売2万円台半ばという低価格もうれしいところ。ちなみに光学20倍ズームのコンパクトデジカメとして、本製品は「世界最小最軽量」(発表時)だ。
EOS 6D+EF40mm F2.8 STM
キヤノンのフルサイズデジタル一眼「EOS 6D」はGPSを内蔵しており、撮影した写真に位置情報を埋め込める。位置情報を持つ写真は対応ソフトやWebサービスにインポートすることで、地図と重ねて表示できる。これは旅行後に写真を見返すとき、思った以上に楽しい。フルサイズ機のなかでは軽量級とはいえEOS 6Dは一眼レフなので、レンズにEF40mm F2.8 STMをチョイスすることでサイズダウンを。
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