ゲームメーカーのニトロプラスが二次創作についてのガイドラインを改定して議論を呼んでいた件で、同社の小坂崇氣社長が「意図とは異なる表現になっていた」として、文章を変更する方針を自身のTwitterで明らかにした。
現状のガイドラインでは非営利的な二次創作活動を許容するとし、その条件を「直接販売」「販売数量の総累計数が200個以内」「売上予定額が小規模(10万円未満)」などのように定めている。ネットでは「制限があるとは言え二次創作を許容してくれるのはありがたい」との声がある一方で、条件が厳しいとの意見もあった。
小坂社長はこうした状況を受けて、文章の精査が甘く、意図とは異なる表現になっていたとして謝罪。ガイドラインの改定には「ファン活動とは思えない営利目的の同人グッズ等が増え続けている現状を何らかの形で線引したい」という意図があったと説明している。「非営利性の出版物等の同人活動はこれまで通りのスタンス」であり、ガイドラインの文章を誤解を産まないようなテキストに変更するとしている。
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