Twitterが新機能「コメント付きでRT」(Retweet with comment)を一部ユーザーを対象にテストしているようだ。この機能を使えば、RTとともにツイートの文字数制限140字をフルに使ってコメントできる。
ほかのユーザーのツイートにコメント付けた形でRTする場合、元ツイートを引用しながら非公式RTをすることになるが、元ツイートとコメントを1ツイート140字の制限内に収めなければならず、コメントが長ければ元ツイートを省略したり、あるいはコメントを短くしたり──といったことが必要になる。
「コメント付きでRT」機能では、元ツイートをRTしながら、コメントを140字の制限いっぱい使ってツイートできる機能のようだ。タイムラインには、RTしたツイートがコメントのツイート内に埋め込まれたように(Twitter Cardsのように)表示される仕組みになっている。
米Mashableが、Twitter幹部のツイートにこの新機能を発見して報じた。Twitterは新機能を限定的にテストすることがよくあり、5月にリリースされた公式ミュート機能はこれに先立ち一部でテストが行われていた。ただ、正式に採用されるとは限らない。
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