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彼女がiPad Airを持って旅に出る理由

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 アップルジャパンが毎年夏に実施する子ども向けのサマーキャンプを今年も開催します。サマーキャンプは8〜12歳を対象にした3日間のワークショップで、2014年の夏はiMoveで映画作りを学んだり、iBooksで自作のイラストや効果音を使ったインタラクティブブックを作ることができます。

og_apple_51_001.jpgキャッチコピーは「想像力と冒険に出よう。」ワークショップの最後にある「Apple Camp Showcase」では、完成させたプロジェクトを発表するそうです

 サマーキャンプは先着順となっており、すでに満席の回が出つつあります。参加希望者は早めに申し込みましょう

 さて、夏といえば夏休み。愛用のiPadを持って、世界を旅してみるのはいかがでしょうか? 「iPadは、私の旅に欠かせないツールの1つです」——そう語るのは、聴覚に障がいを持つトラベルライターのCherie Kingさん。アップルの公式ページには、現在「Cherie King氏の自由な世界の歩き方。」と題するスペシャルサイトが公開中です。

og_apple_51_002.jpgKingさんは25歳のアメリカ人。5月にはベトナムを旅していたようです。日本はまだ未訪問のよう

 彼女は冒険への情熱とiPad Airを持ち、世界中を旅しています。これまでに5大陸31カ国49都市を回っており、旅の記録をTwitter、Facebook、Pinterest、ブログ(WordPress)、instagramに残してきました。

 聴覚に障がいを持つKingさんにとって、海外一人旅には困難な問題がつきまとっていました。「空港での構内アナウンスのような単純な音声でさえ、私にとっては聞き取りにくいのです」。

 しかし相棒であるiPadがあれば、フライト変更通知がアプリに届き、飛行機の乗り遅れを防ぐことが可能に。現地の人と会話するときには、翻訳アプリを使えば文章で内容を理解できます。iPadはKingさんの旅のあらゆる可能性を広げたのです。

 彼女はブログで旅行記を公開する理由を、「聴覚に障がいを持つほかの人たちが、私と同じくらい旅を楽しめるようサポートしたかったから」と語りました。自分の体験をブログなどに記録することで、同じ障がいを持つ人たちにとって1つの手本になることを願っています。

 インターネットの普及や、iPhone/iPadなどスマートデバイスの登場により、旅のツールはガラリと変わりました。使いきりカメラはデジタルカメラやスマートフォンに、紙地図やガイドブック、ポータブルCDプレイヤーは、スマートフォン1つに収まりました。また旅行中だけでなく、旅行の予約は旅行会社のカウンターからインターネット予約へ取って代わり、搭乗手続きは航空券からEチケットにデジタル化しつつあります。

 IT化のおかげで海外旅行はより手軽かつ便利になりました。と同時に、メールやSNSを使えば旅をしながらも誰かとつながることができる日常性を保つことが可能です。iPadに電子書籍や映画、音楽を入れておけば、一人の空き時間も簡単に潰すこともできます。いい意味で、簡単に自分勝手な旅ができるようになったのです。

 今年の夏は、iPad Airを持ってどこに冒険に行きますか?

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